【読書ノート】20代でやること系の本2冊で学んだ、情熱をもつということ
こんにちは。つい最近「ニート」であると自覚したぐるとです。
そんなニートの読書記録の第1回目は、
自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと(四角大輔)
20代の勉強力で人生の伸びしろは決まる(千田琢哉)
この2冊から学んだことをまとめていこうと思います。
目次
ライフスタイル
シンプルなライフスタイルを確立することで、雑念が振り払われ仕事や勉強に集中することができる。
そのために、今使わないものを捨てることが重要です。
もし、収納と探し物でエネルギーを消費するのなら、ストックという概念を捨てるべき。Amazonやスーパーを倉庫として認識し、必要なとき必要な分だけ買うのが、シンプルなライフスタイルを手助けしてくれます。
また、「この買い物は浪費か? 投資か?」と質問することで衝動買いを防ぐことができます。
勉強
大人の勉強は、自由になるためにする。
ローリスク・ハイリターンの投資先は、自分の知恵と経験です。勉強するということは、自分への投資になり、ビジネスにおいて思わぬチャンスを生み出します。
さらに、大人の勉強は(資格を含め)10年と長期間になることが多いため、続けられるものを勉強することが重要です。継続することは才能でもあるので、その勉強が将来の設計をたてられるかの指標にもなります。
また、短所を見つけることは子供にもできますが、長所を発見するには知性が必要です。
「常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである」というアインシュタインの名言にあるように、様々な経験を経て人は成長するとのこと。知恵と経験の増幅が、より豊かな生活への一歩となります。
そのため、勉強時間の確保ためには残業を行ってはいけません。残業にならないように、単純な仕事(雑用)はルーティン化してその道のプロになりましょう!
そうすることで雑用以外の仕事を頼まれることにもなります。もちろん残業も少なくなるので、勉強ができます。
コンプレックス
大嫌いな人は、自分と酷似した部分がある人のことを示している。
これが今回2冊を読んだ中で一番印象に残った内容でした。
例えば、田舎者でダサかった人が、努力して人並みになったとき、他人を見て「よくあんなダサい恰好で歩いていられるな」と思う。肥満体質が努力して人並みになったとき、他人を見て「よくあんな醜い体型で歩いていられるな」と思う。
つまり、大嫌いな人は、自分が傲慢になっていることを教えてくれる。
たしかに、歯列矯正を考え始めてから他人の歯並びにばかり目が行ってしまいます。
本能的には、男は勝負ごと、女は恋愛や美しさについて話したがしますが、それ以外では、ヒトは最も欠けているものを話したがるのです。
たとえば、異性へのコンプレックスがある人は異性の話題ばかり。お金へのコンプレックスがある人はお金の話題。学歴へのコンプレックスは学歴の話題に変換されるなど。
「まったく興味がない」「@@なんて本当にバカバカしい」といいつつ、その話題が多くなるのが特徴でもあるのです。
また、緊張していると正反対の性格になるので、第一印象と逆の性格と考えたほうが無難らしいです。
仕事
熱意と仕事さばきは比例する。
今回紹介した2冊以外のビジネス書にも書かれていて、仕事の基本とも言えそうです。
なので、上司から「(この間頼んだ仕事は)まだか」と尋ねられることは「(頼んだのにまだやっていないなんて)バカか」と言われるのと同義。
たしかに、「このマンガおすすめだよ」と紹介したのに、1か月経っても読んでないって言われたらさほど興味ないんだなって思っちゃいます。
それと同様に、約束の日を複数提示されたら、迷わず初日を指定すること。「早く会いたいんです」という熱意を相手に伝えることが大事です。
憧れのあの人だったらこうするといった思想模写が有用。
この考え、ビジネスだけでなくダイエットにも精通すると思います。
たとえば、スリムな@@ちゃんはこんなにがっつり食べないとか、@@さんだったら背筋を伸ばしてゆっくり食べるとか。
ある意味、素の自分ではなく演じてみることで上手くいったりすることもあるんだと思います。
「何のためにこの仕事をするのか」と考えられる/観れる人は仕事の習得が早い。
とにかく、考えながら仕事をすること。コピーは「誰が使うのか」「何のためにするのか」など考えることで、効率化がはかれたり、さらに見やすい資料作りができるように。これもほかのビジネス書と共通のテクニックです。
まとめ
四角さんの本はまさにノマド! といったような、自由を求めるために必要な要素がぎっしり。写真を多用していて、30分もあれば読めちゃいます。ミニマリストを目指しているひとにはうってつけの本です。
千田さんの本はいろんな人と会った結果、成功者の方々の共通点をまとめたもの。これから社会に出る若者、社会に出て活躍している若手に向けての本でした。ビジネスで成功するためのノウハウがぎっしり。
どちらも方向性は少し違っていますが、20代は情熱をもつことが大切だと学びました。