新卒で青年海外協力隊に行った女の末路
題名では末路とか言っちゃってますけど、悲観的ではないです。
はじめまして。ぐるとと申します。
ブログ第一回目は、新卒で青年海外協力隊に行った女子がどんな葛藤を持ちながら帰国するか書いていこうと思います。
目次
夢にあふれている「ハズ」だった青年海外協力隊
もちろん、海外で生活していた2年間はとても楽しかったです。人それぞれ学ぶところはありますが、私は「人間関係」の大切さを教えてもらいました。やっと滝川クリステルの「お・も・て・な・し」の重要性を実感したよ…。
でも、ちょっとした弊害が。
新卒の女が協力隊に参加するというメリット・デメリット
青年海外協力隊は1つのステップアップのためと割り切っていました。国際協力を目指す方にはマッチすると思います。
ただ、目指しているものが違った場合、悲惨です。
メリット
1. 国際協力とは何ぞやを現場で学べます。実学主義。国際協力を一生の仕事にするかどうか、自分の適正を判断することができます。私の場合、海外生活に対する適正がなかった。
2. 日本の良さ、任国の良さを学べます。特に日本について、歴史とか生活様式とか文化とか芸術とか、もっと勉強しようと意気込みます。やるかどうかは本人次第。
3. 生活の知恵を身に付けることができます。現地では炭火だったり、日本であたりまえの食材がなかったり。いかに少ない機材で生活をより豊かにするかを考える力が付きます。
4. 自分の技術をこんなに必要とされるのかと実感できます。今ネットで話題の承認欲求が満たすことができます。インスタグラムいらずの生活。
デメリット
1. 新卒女の場合、大手に就職しづらい。大手は自社色に育てられる新卒を好み、中小は即戦力を求めるのが世の中の常。万古不易。
2. 新卒女の場合、就業経験がないと言われ、就活の書類選考で落とされます。上述のデメリットと合わせ、第二新卒の就職は大変難航します。
3. 新卒女の場合、途上国で生活してきたのか…と純日本男子に引かれます。アジアよりアフリカのほうが引かれる割合は多きい。途上国に行くようなちょっと変わってる男子との相性はイイ。
4. 意外と英語は話しません。ただし、本人次第。現地語がぺらぺらになって帰国する人多数。
就職に関しては、自分がどんな業種に行きたいかによって協力隊経験が活かせるか否かが決まります。たとえば海外志向の強い企業とか、協力隊の経験そのままの職種とか。
反対に、昔ながらの体制が強いところには、「日本社会に馴染めないんじゃないか」と山のサルでも見るような感じで敬遠されます。
まとめ
こんなにデメリットばっかり書いていますが、青年海外協力隊自体を批判しているわけじゃありません。むしろオススメします。人生は一回しかないし、好きなことをやって損はないと思います。ただ、デメリットももちろんあるということを知ってもらいたくて書きました。
みなさんも素敵な途上国ライフを満喫してください。